上海へ行った話3【ディズニーランド編】
明日世界
【前回の記事はこちらから】
前回の記事通り、入園前の時点ですっかり疲れ、この先のアトラクションに並ぶ時も戦わなくてはならないのかなと思うと、気が重いがとりあえずエントランス通過。
米奇大街(ミッキーアヴェニュー)を通って
こちらが上海ディズニーランドのお城。その名も「エンチャンテッド・ストーリーブック・キャッスル」
誰の城というわけではなく全お姫様の要素を取り入れたお城だそうです
行ったのはハロウィンシーズンだったので、ハロウィンデコレーションされていたし、仮装している人も結構いました。
われわれ一行は早速、「明日世界」へ向かった。
もちろんトゥモローランドの意味。
ここまで来ると、あれだけいた人々はどこに行ったのか不思議なくらい人は少なかった。
まずはこちら、映画トロンの世界をジェットコースターで表現したアトラクション「トロン・ライトサイクル・パワーラン」へ
ファストパス
ファストパスをまず取ろうとしたところ、先に来ていた日本人の女の子2人も右往左往。
どうやら上海ディズニーではファストパスをアプリのみでしか取れない様子。
ところが中国入りしてからWifiや、現地でラインなど使えるSIMを使っている人は電話番号が使えなかったりYahoo!メールやGmailも利用できないため、アカウント登録ができずアプリのファストパス機能を利用できずにいた。
そのため旅行者向けに紙のファストパスも発行されているだろうと思っていたのだがなんと全面ファストパスの機械が封鎖されていた。
仕方ないのでそのまま乗ることにしたが、この問題は後に解決することができた。
私のタイで買って来ていたアジアで使えるプリペイドSIMが電話番号が利用できてアカウント登録できた上に、一人登録できればパーティ全員分のファストパスを代表して取れることがわかった。
しかしそれに気づいた時点で取りたかったアトラクションのファストパスは品切れになってたし、思ってたより空いてたし、ファストパスが取れた時間が遅い時間で、行ってみたらアトラクションは待ち時間0分であった。
映画見てないけど…
まぁまぁ空いてたのですぐに乗れた。涙と鼻水すごい出る(笑)
トロンはまた後で乗るとして、次へ向かう。
2018年4月にできたばかりのトイストーリーランドを通って
めちゃんこかわいい
これは夜に乗ったのだけど、ものすごく気持ち悪くなった…
その後はお城の中で白雪姫のアトラクション「ワンスアポンアタイムアドヴェンチャー」に入ってみて、久しぶりに白雪姫が歌ってるところ見たら
すっかり自分が王子を待つ身より継母目線になってる事に気づいたり
最新パークのピーターパンはどんなんだろう!?と期待を込めて乗ってみたら
そしてここでも抜かして行く人にイラついたり、子供と妻を怒鳴り散らすお父さんにイラついたりしたり…
オフィシャルのグリーティングかと思いきや、フリンだけがオフィシャルだったみたいでした。
ちなみに知り合いが、ガチのジャックスパロウの仮装で行ったら東京ディズニーランドでは問題ないのに上海では
80%以上似ていると入園できないというルールまで作られてしまったそうな。
カリブの海賊
そして待ちに待った「カリブの海賊:バトル・フォー・ザ・サンケン・トレジャー」!!!
元々ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」が映画化されて、ジャック・スパロウという魅力的なキャラクターが生まれたのは、当然みんな常識として知っていると思っていたけれど1作目がもう16年も前の映画なので、最近はその事実を知らなかったりするの若い人がいたりしてびっくりだ。
スマホの翻訳アプリで「一番前に乗りたいです」と係りのお姉さんにお願いしたところ、とても良い笑顔で、次に案内するからそこで待っててね〜って快く案内してくれました。
しかし弟
中国語なのが、またなんか不思議な雰囲気を醸し出してて良い。特に中国語で歌う人魚は良い
レストランの値段
さてここいらでご飯…と思うも、レストランの値段設定がどこも日本より高いと感じちゃう。
日本も高いとは思うけど日本の物価から見てべらぼうに高いわけではないし、お財布に優しいレストランもある。
ワゴンスナックもそこまで高くはない。
昨日の街中での食事の価格から見ても、中国で2000円のランチって高いし味もなんだか期待できないしなぁと思っていたら、日本組にも高く感じたようだ。
しかもそんなにお腹も空いていなかったのでワゴンフードで済ませた。
アメリカンドッグに謎のフレークがかかったやつとか。(タイでも入られている豚肉のフレークみたいのかな?)そういうのも500円くらいする。
ターキーレッグも日本の倍くらいの値段をしていた。その時のレートがあるのでなんとも言えないけれども
メンバーの一人がポップコーンが食べたい!と買いに行った。
ほほう、ボックスは35バーツか。100円ちょっとか。日本は確か200円くらいだったからそんなもんかなぁ…
ポップコーンはいたって普通の味だけどフードがとにかく高かった印象
非公式土産
一日中遊び倒して、そろそろ帰ろうと出口方面へ歩き始めたところ…
あきらかにスタッフではないおじさんが立っていて、
フリーランスで非公式土産を売っていた。キーホルダーセットみたいの。
最初は一般客で入って勝手に物を売っているのかと思ったので、チケット代を払って商売するほど儲からないんじゃ?と思ったし、スタッフにつまみ出されるんじゃ?とも思ったが、聞いたところによると一部のスタッフが手引きしてどこからか入って来て勝手に商売をしているらしい。
ファストパスのマシンが封鎖されたのも、ファストパスで商売をする人がいるためらしい。
これにはアメリカサイドも激おこ。
他にも様々な問題から米国直営からFCになるかもしれない事態らしい。アメリカのディズニーランド、ディズニーワールド、東京ディズニーと行った事ありますが、こんな光景は中国でしか見られない。
パークを出た我々は、あまりの疲労になにか暖かい物を飲みたく、せっかくなので世界的チェーン店はあえて避けていたのだけれど適当なカフェもなかったのでスターバックスへ入った。さすがとてもおしゃれな店舗。
さっきまでものすごい疲労で魂が体から離れ始めていたけれど、カフェインを摂取したら生き返った。
そんなオシャレなスタバの前でも非公式グッズを売るフリーランサーたちが店を広げていた。
富裕層こそ公式の物にこだわったり海外まで行って本物を買い求めたりするだろうけど、大概の人にとっては見た目ほぼ同じで安ければいいのかな。
一昔前までは日本でもお祭りの屋台なんかで非公式グッズなどは見かけることもあったけれど、今となってはそういうところでさえも見かけることもなくなった。
中国東南アジアの偽物商品たちも30年後くらいには姿を消して人々の意識も変わるのかな?
パークを出て
帰りのタクシー乗り場はこの日一番の大行列であった。
上海は意外と流しのタクシーがなかなか捕まらなかったので、Grab TAXIのようなタクシー配車アプリなどを事前に調べておくべきであった。
ちなみにGrab TAXIやUberはサービス外で、中国のアプリを調べたが見つけることができなかった。
メンバーのリクエストで「 BOXING CAT BREWERY」というバーへ行く。
どうやらそこそこリッチエリアらしく、オシャレな雰囲気の街の中にあった。
ここで飲みながらディナーも済ませようと思っていたがフードは終わり。
ここいら辺でどこかいいレストランある?と聞いてみたら「ここらへんはもう閉まっているよ」とのこと。
同じ建物群の中に「深夜食堂」というレストランがあったが深夜だったけど閉まっていた。
深夜食堂は中国や韓国でもリメイクされていて人気のようだ。
それでもお腹が空きすぎていた我々。
何か食べてからではないと眠れない!と上海には24時間やっている中華ファミレスがあるということだったので調べて無理やり行った。
半分死にそうになりながら食事。ケータイの充電も死亡
上海に行った話