普通列車を乗り継いで東京から北海道まで行った話ー③

タンバさんと思い出の地巡りへ

仙台在住のタンバさんと駅で待ち合わせ。

タンバさんとは元々共通のバンドが好きでインターネットで知り合った。
全国ツアーを追っかけしたりした時に実際に会うこともあって、仲良くなった。
彼女は超絶かわいい動物モチーフのお人形を作るドール作家さんで、そのバンドにファン一同よりお花を贈った時に、お花と一緒に飾るお人形も作ってくれたのだった。
しかも、タンバさんが娘ちゃんのために作るお弁当もいつもいつも可愛くて、娘ちゃんへの愛情がたっぷり溢れているのだ!



そして思い出深い仙台ライブハウスの巡礼地巡り。
あのメンバーさんはここで牛タン食べてたよ。など、当時の思い出を教えてくれた。
ここでやったライブに行ったねぇ。
ここで出待ちしたねぇ。駆け寄って話しかけたねぇ。

蔵の庄で思い出話

蔵の庄というお店に連れてってもらいました!

仙台名物「セリ鍋」を頼んでくれました。

「セリ鍋ってなんか名物みたいに言われてるけど、最近だよ〜」

とのこと
そうなんだ〜。仙台といえば牛タンしか知らなかった。



肝心の牛タンを撮り忘れた…

頼んでくれたお料理全部美味しかった〜〜!

タンバさんをマット化できるアプリで撮影してみた

ジェーンマープルのロゴマークか、大霊界の人みたいになってしまった…
ここ最近起こった出来事や、現在の悩みや、今後の未来のこと等
いろいろとお話を聞いてくれて、自身の体験談を交えていろいろと励ましてくれた。
さすが大霊界の人である。
ていうかまだ小さい娘ちゃんがいるのに遅くまでいいのかしらと聞いたら、娘ちゃん達が私のために「行っておいでよ!」と言ってくれたらしい。
理解の深い優しい娘さん達だ…
お母さんの愛が伝わっているんだなぁ。
しかもお会計甘やかしてもらっちゃいました。

ありがとうございますっっ

そのあと二人で「光のペーシェント」略してヒカペーを見に行った。
写真には収めきれないほど綺麗だった。
イルミネーションとかカップルばかりで沸いている場所は避けていたが、なんだかここは心が洗われるかのように綺麗に見えた。

なんでも一つだけピンクの電球があるらしく、それを見つけると「幸せになる」とか。
教会の前にあるらしいということで、大勢の人が教会の前でピンクの電球を探していた。

警備員さんに「噂によるとここじゃないそうです」と教えられたので、

「また来年来て一緒に探そう!」ってことにした

スタバに移動して、自分たちが学生の頃の話に花が咲いた。
当時私は中学生で、「バンド」「ライブ」「東京」なんかにめちゃくちゃ憧れていた。
北海道のど田舎出身の私は、中学を卒業して、高校生に上がるまでの間の春休みに、初めて大好きなバンドのライブへ行くことのお許しが出た。
その時ライブに来ていた可愛い服の女の子達、目一杯おしゃれしてライブに来ているロリータな女の子達を初めて見て、とてつもないショックを受けたものだ。
少しだけ年上のタンバさんは、当時はロリータな服装で東京まで行ってライブしたり追っかけしたりしてた、まさに私の憧れの青春時代を過ごしていたようで羨ましかった。
もう25年前くらいの話だけど、今でもその頃の自分の気持ちを思い出すとときめきが止まらない

タンバさん「昔はそんな格好で出歩いてたからか、東京行った時に電車で目の前で露出されるような痴漢とかにも遭遇したよ」

私「自分たちはそれに行きたくてたまらなくて、そういう目に遭ってもやり過ごしてきたけど、娘ちゃん達が一人で行きたいって行ったら大反対しちゃうよね。今は親の気持ちわかるよ」
タンバさん「うん、絶対行かせたくない(笑)。もう私たちなんて、深夜歩いてても、そういう性的な危険とかよりも、追い剥ぎとかの危険の方が大きいからね!バッグだけ渡せばなんとかなる(笑)」

年をとると巻き込まれるトラブルの質も変わってきますねぇ。
実際にお会いするのって実は数回目なのに、すっごーーーく前から何度も会って、ずっと友達のような感覚。
別の場所に住んでいて、知り合ったのは大人になってからだけど、好きなものが同じだと、間違いなく同じ時代の同じ時を過ごしていたのだと実感する。

不意にWhatsAppでメッセージが届いた。

インドの友達から、

「弟の結婚が決まって7月に結婚式やるので、招待するからおいで」とのこと。
急遽2020年7月に3度目のインド訪問決定した。

ものすごい夜遅くまで付き合ってくれて、また来年の年末にヒカペーを見に行く約束をしてタンバさんと別れた。


一度カプセルホテルに泊まってみたかったので、今日の宿はナインアワーズというカプセルホテルにした。

ぜんぜん悪くはないけど、あずましくないから二度と泊まらないと思う。