象使い免許を取りにいった話ー2日目 前半

ラオスは意外と時間に正確

象使いツアー当日、朝はやくから迎えに来ると言っていたが、どうせ東南アジアのことだ、まぁまぁ遅れてくるんだろうと優雅に朝食をとっていたら…

ラオスは本当にパンが美味しい

時間より早くお迎えが来た。
タイの時間の流れにすっかり慣れていた我々、意外なことに慌てて朝食を口の中に詰めて車に乗り込んだ

ドライバーさんにペンを貸してくれと言われたので貸したら戻って来なかった

他のゲストハウスからも参加者をピックアップし、どんどん山の中に入って行き、エレファントキャンプへ。

エレファントキャンプ到着

門のところを写真に撮りたかったが、呼ばれてしまい撮影できず。
まずは象の上にベンチを取り付けて、コースを一周

ベンチは象さんが歩くたびに左右に傾くので、決して乗り心地の良いものではない。

広場に戻ったら、象さんに餌のサトウキビをあげます。
とても硬いですが、バッキバキ食べてます。

口の中ガチャガチャにならない?

ってちょっと心配になります
大人しくて頭が良くて本当に可愛いです。

次に、お茶を飲みながら象についてのレクチャーを受けます。説明は英語でしたが、日本人観光客も多く来るようで、日本語の説明文も用意されていたし、象用語も英語と日本語でホワイトボードに書かれてました。
色々一通り習いましたが、あっさりと2~3回繰り返して終わり。
これから象さんを操らなくてはならないのにそんなんでいいんだろうか?

パイパーイ(行け)しか覚えていないんだが!

レクチャーが終わったら、ブッフェランチ
外国人観光客が多いからか、癖の強い物はなく普通に美味しい!

いよいよ乗象!

その後は、汚れても良い服に着替えていよいよ乗象!
エレファントキャンプは山の中だしと思い、スニーカーで来たが、
川で濡れる可能性があるからと聞いたので、スーパーでサンダルを買っておいたが、
これは後に大正解だったとわかる

さっき椅子に座って一周したコースを、今度は象さんの頭に乗って再度一周
無言で乗ってても、象さんはちゃんとコースを歩いていく。
もう覚えているようだ。
どうりで象使い用語研修は形だけだったはずだ
順調に進んでいたると思ったらいきなり止まる象さん
よし!いまだ!象使い用語を使うチャンス!

「パイパーーーーイ!!!」

象さん全く動かず
すると後ろの方で…

バスッ!バスッ!!!
じょぼわわわあぁぁぁ~~~

象さんのトイレタイムでした

順調に先へ進み、メインイベント!
メコン川で洗車ならぬ洗象!
メコン川へズブズブ入っていき、謎の木片を渡された。
それで象さんの体を擦れと指示される。
擦ってみると、とても不思議なことに、洗剤をつけていないのに
木片からどんどん泡が立って来た
なんの木なんだろ???
自然の石鹸で環境にも良いんだろう、きっと
ある程度泡だったら、象使いインストラクターのお兄さんがなにやら象さんに指示を出した。
すると

象さんメコン川へ沈みました
当然私の胸から下も完全メコン川へ沈みました

サンダル買っといてよかったぁぁぁ!!!

2回ほど沈められたら、今度は象さん鼻で水をバッシャバッシャふりまいたりします

ものすっごく可愛いんだけどやめてーーー!

一度キャンプへ戻り、お茶を飲んで一休み
その後再度象さんに乗るんだけど…
ここで1日コースにしたことを激しく後悔

半日コースで充分だった~~~!!!!

さっきと同じコースを1周して、またメコン川に2回沈められ、キャンプに戻るのかと思いきや、そのまま別のコースへ
象さんを森へ見送るってことらしいんですが、ここの森の入り口に、屋根だけの家に住む一家がいて、ちっさいの姉弟がすっぱだかで水浴びをしていた…
観光客が毎日通る場所なのに大丈夫か!?
いろんな心配をしてしまう光景だった…
そこからキャンプへ歩いて戻るのだが、服もビッショビショだし、象さんにのっていたため足はガクガクだしで、
普通にキャンプで降ろしてくれてもよかったのにな…
としんどい思いで戻った。
水シャワーでメコン川の泥を落として待合所へ戻ると、行きの時とは違う人から

「船で帰るから早くしろ!時間がない!」

といきなり急かされた。
バスで帰るコースにしてたので間違っているのではないかと不安にだったが、どうやら予定が急遽変更になった模様
船で帰るコースの方が高かったので、ラッキーということにしておこう

象使い免許証発行

旅行会社のオフィスに戻り、象使い免許の発行をしてくれた。
すでにあるテンプレートに、名前など伝えて打ち込む。
免許証に印刷したい画像をメールで送るとその画像を使ってくれる。
しかし!このスタッフのお兄さんがあまりパソコン操作が得意じゃないようで、画像の大きさを合わせるのにトリミングなどせず変倍をかけはじめた

「ちょっと(笑)変倍かかってるって!でもなんて説明したらいいの(笑)」
「ちょっと貸して」

ってパソコンを奪って自分でやりました
印刷した免許に、認定印的な物をが捺印されるのですが
係のお兄さん、認定印を捺した後
あ!やべ
という顔をした後再度その紙をプリンターにセットして
裏面にもう一度プリントし始めた
そして、裏面に印刷した方に今度はちゃんと間違いなく認定印を捺して
笑顔で渡してくれました

ラオスは(ルアンパバーンだけかもしれないけど)タイより色々ときっちりしてるなぁという印象だったけど東南アジアらしい一面もちゃんとありました
そうこなくっちゃ!
つづく
動画はこちら